すきすき 歌謡曲<3>
小林 さち子 A「お好きな時に」 B「髪をほどいて」 ★★ |
ビクター SV−911 |
小林幸子は少女期に子供歌手として、コロムビアで活躍していましたが、思春期以後人気低迷し、ビクターに移籍、芸名を平仮名にして、フェロモン混じったビート歌謡で再出発しました。「おもいで酒」までの道程は、厳しいことでしたでしょう。 | |
大形 久仁子 A「恋の秘めごと」 B「二人だけの太陽」 ★★ |
東芝 TP−1663 |
必聴盤です! のちの内田あかりが東芝時代に出した一人GSの傑作。両面良いのですが、B面はとくにファズギターがうなりますので、格好いいです。 |
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葉村 エツコ
A「おねがい! B「夢で逢った恋人」 ★★ |
キング BS−580 |
両面浜口庫之助作曲のキュートなポップス。 テレビやラジオの司会をよくやっていました。 |
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小栗 アキ A「雨に別れて」 B「花のさだめ」 ★ |
コロムビア(デノン) CD−6 |
デノン初期のガールシンガーで、両面とも一人GSと歌謡曲の狭間に位置するような作品。 | |
原田 糸子 A「ヴェニスの恋」 B「その人のために」 ★★ |
クラウン CW−750 |
西野バレエ団のホープ=トッコさんの比較的よく見る盤。一人GSというよりは、ポップス。 出すレコードのタイトルいずれにも地名が含まれているのは、有名ですね。「ジャマイカの青い浜辺」「ミスティナイトインコウベ」「ヘイジーポートナガサキ」など探索中です! |
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江美 早苗 A「涙でかざりたい」 B「夢のなかの彼」 ★★ |
フィリップス FS−1035 |
西野バレエ団5人目のスター。 両面共に筒美京平作品で、一人GSしている。後の筒美アイドルポップスの原点とされる名曲。 |
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山本 真記子 A「アモロッサ東京」 B「くさり」 ★★★ |
コロムビア P−53 |
A面は和製ボサノヴァ。しっとりと歌い上げます。B面は少しだけビート色のある曲。 作曲は加納光記氏。よくTVのBGMを手がけていた人ですよね? |
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ザ・キューピッツ A「もう一度」 B「夜霧のわかれ道」 ★★★★ |
クラウン PW−9 |
ビクターでビートルズのカバー等をリリースしていた双子デュオのクラウン移籍盤。 A面は普通の和製ポップスだが、B面はバックにブルージーンズが参加するGSサウンド爆発曲!以前、原由子がアルバム「東京タムレ」でカバーしていましたね。マニアックな選曲でした。 残念ながらwジャケ片割れ。 |
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田村 エミ A「赤い星、青い星」 B「白い雲ポッカリ」 ★★★ |
ポリドール SDP−2013 |
ポリドールの重要ビートガール。 A面はパンクっぽいイメージ強し。B面はキュートなポップス。 エミさんのシングルはいつもこんな構成です。 |
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小月 リエ A「サニーボーイ」 B「スイングガール」 ★★★★ |
ポリドール SDP−2026 |
これもポリドールの名盤。 A面は日産サニーの効果音もイカすホットロッドサウンド。B面は可愛さ満点ビートポップス。 小月リエ、これ1枚だけしか、リリースされなかったのは残念。 |
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浅尾 千亜紀
A「昨日と今日の B「信じられないの」 ★★ |
CBSソニー SONAー86020 |
初期ソニーを飾ったガールシンガー。A面はブルース。しかしB面が一人GSでダンサブル。名曲。 浅尾さんはB面に名曲が多い。ジャケのポーズもナイス。 |
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椿 まみ A「ちょっぴりしみたの」 B「白いハンカチ」 ★★ |
ローヤル RQ−715 |
ローヤルレコード(マイナー会社)のトップスターともいえる椿まみさんの一人GS。 B面は演歌ですが、A面は全体のテンポが早くて、良いです。 |
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三浦 恭子
A「女は生きる B「嘆きの湖」 ★★ |
東芝 TP−2049 |
A面はアシッドサイケ風。演歌調で、しかもエグいサウンド。耳に絡みつく深みのある声。傑作。 B面は典型的な一人GS。グルーヴしていて、いい感じ。 NDT出身歌手。コント55号の映画で歌っている姿を拝める。 |
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小畑 ミキ A「もしも私が」 B「あなたが大好きよ」 ★★ |
テイチク(ユニオン) US−559−J |
一人GS・キューティーポップ界の代表格=小畑ミキの最もよく見る盤。 A面は自分で作詞まで担当しているから、スゴイ。 |
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市川 純子 A「真珠になるの」 B「バラ咲くたそがれ」 ★★★ |
クラウン CW−855 |
西郷輝彦の実姉も負けじと同じレーベルから歌手としてデビューしていました。 どちらもGS的というよりは、青春系ポップス。歌はあまり上手くないのが、長生きできなかった最大の理由でしょう。でもどことなく姪の辺見えみりに似ていますね。 |