すきすき 歌謡曲<4>

 

 

キューティー・Q

A「そよ風にのって」

B「キューティー・ガール」

★★★

東芝

TP−1224

スパンキーファイブが前身となる松竹歌劇団在籍だった女性4人組みのコーラスグループ。

A面はマージョリー・ノエルのカバー曲。フレンチポップス。B面はキューティーポップ賛歌と呼べるほどの逸品。とってもキュート!

山本 真記子

A「みんな仲間だ」

B「どうぞ教えて」

★★

コロムビア

P−32

川口真編曲によるハチャメチャ歌謡。

A面はスクールメイツを従えてノリノリのGSサウンド。歌詞は子供向きだが、歌唱方法は粘っこくて、しつこい。B面も声が跳ねるバラード系ビート歌謡。珍盤。

金井 克子

A「いつもほがらかに」

B「エルは恋人」

★★★

コロムビア

SAS−992

西野バレエ団のお姉さま的存在の金井克子もコロムビア在籍時代のレコードはたくさんあります。しかし、弾けた曲はレ・ガールズに反して意外と少なく、殆どビート歌謡よりは和製ポップス寄りでした。今回もA面はそのジャンルですが、B面はブルービーツがバックを務めるやや重めのサイケグルーヴ歌謡となります。これって、ELLEのタイアップ曲なんでしょうか?

奈美 悦子

A「恋の終りは風まかせ」

B「涙の海へひとり旅」

★★★

ビクター

SV−922

同じく西野バレエ団の一員、奈美悦子も何枚かリリースしていますが、一人GSというよりは、完全にポップスです。この盤、B面は三保敬太郎作曲なのに、あまりグルーヴしない単なるポップスです。でも声がキュートでヨロシイ。
山本 リンダ

A「ちょっとだけ」

B「あなたの好きな
タータンチェック」

★★

ミノルフォン
(ハーベスト)

YAー11

これはあまり見かけない盤ですが、ミノルフォン時代のなかで最も可愛い曲だと思います。ポップスとしてもグレードが高いです。
葉村 エツコ

A「とめてくれるな
おっかさん」

B「海が見えたら」

★★★

キング

BS−992

最高傑作の1枚。A面は当時の学生紛争・サイケハレンチ時代を反映したものですが、すぎやまこういちの手にかかれば、たちまちすばらしいビートポップスに変身。B面も勿論名曲。
レイコとミツコ

A「霧の中のミーナ」

B「恋に死なせて」

★★

フィリップス

FS−15

フィリップス移籍後第二弾シングル。ジャケを見て頂いたらいいのですが、かなり大人っぽくなりました。そして曲もだんだんムード路線に…。
浅尾 千亜紀

A「涙をみせないわ」

B「湖は少女」

★★★

CBSソニー

SONAー15006

ソニー初期の歌姫、浅尾さんのデビューシングル。両面ともに歌詞、楽曲もすべてGS風味。

プロデューサーは酒井正利氏。

レイコとミツコ

A「愛して愛して」

B「あきらめた私」

★★

フィリップス

FS−1033

フィリップス移籍後第一弾のシングル。A面はマイナー調のGS歌謡。B面は何ともいえないパヤパヤポップス。

レモンレモンズ

A「おこらないで」

B「レモンの二人」

★★★★

ミノルフォン

KAー116

上記レイコとミツコの前身。両面共にGSサウンドではなく、キューティーポップの領域。
江美 早苗

A「アモーレバカンツァ」

B「夢みる年頃」

★★★

フィリップス

FS−1054

哀愁奏でる和製ポップス。両面ともに鈴木邦彦作曲の傑作。
江美 早苗

A「ふたりの歓び」

B「わけもないのに」

★★★

フィリップス

FS−1222

これは後期の作品で、一人GSからは逸脱していますが、70年代に入っても、良質のポップスを歌い続けたことは重要です。
金井 克子

A「踊るクンビア娘」

B「赤いスカートの
クンビア」

★★★

コロムビア

JPSー20

A面は和製ポップス。でもB面はカバーポップスだと思います。但し原曲はわかりません。

当時流行のクンビアリズムの曲。弘田三枝子にも同系統のシングルあり。

由美 かおる

A「愛の風船」

B「ふたりの渚」

★★

クラウン

PW−70

あまり見かけない盤です。A面は伊集加代子のスキャット入り歌謡。B面は少しだけグルーヴする歌謡曲。
麻里 圭子

A「夜はいじわる」

B「すてきな泪」

★★★

ビクター

SV−739

小川知子を彷彿させる正統派ポップス。良曲。 サインはVの主題歌を唄ったことで有名ですが、それ以前にリリースした盤。

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