すきすき 歌謡曲<56>
王道モノが集中してしまいました。思えば鈴木邦彦作品も多いなぁ〜。
黛 ジュン A「恋のハレルヤ」 B「つみな人」 ★ |
東芝 (キャピトル) CRー1662 |
和製ポップスの新星として東芝キャピトルレーベルが強力に押し出した名曲。 この盤がそもそも「一人GS」という世界の始まりを象徴する曲であることは、周知の事実である。演奏はブラックストーンズ。鈴木邦彦作品。エレキのきいたパンチビートは他の追随を許さない、まさに王道モノ。 | |
小林 さち子 A「こまらせたいの」 B「なぜか淋しいの」 ★★★ |
ビクター SV−2068 |
B面のビート歌謡もそれなりに可愛いのですが、A面のシックな曲は、元々、いしだあゆみがビクターで発売したシングルのカバーなのであります。 | |
ザ・ピーナッツ A「ガラスの城」 B「たった一度の夢」 ★ |
キング BS−917 |
鈴木邦彦作曲のビートポップス。B面は宮川サウンドでピーナッツらしい曲。 | |
小川 知子 A「恋のなごり」 B「霧よいつまでも」 ★ |
東芝 TP−2150 |
奥村チヨや黛ジュンに比べ、地味な歌謡ポップス路線を辿っていたが、このB面は、ほんのりビート歌謡。作曲は鈴木邦彦。 | |
浅野 順子 A「アンネの日記」 B「アンネの唄」 ★★★ |
クラウン CWー640 |
ミリーパーキンス主演のアメリカ映画「アンネの日記」主題歌のカバー。 文芸歌謡であるので、ビートは一切なし。歌うは、クラウン重要ビートガールの一人、浅野順子ということが、ネタ。 | |
永田 カツコ A「大人の子守唄」 B「ええかっこしい」 ★★ |
東芝 TP−2632 |
デビュー当時は「じゃあね、バイバイ」などキュートなポップスを歌っていたが、70年以降の永田カツコはかなり、やさぐれ化する。 これはとても格好いい大人のためのブルースなのであります。 | |
水森 亜土 A「あいつが何さ!!」 B「バラをかざろう」 ★★★ |
テイチク US-566-J |
A面は股旅コミックソング風ビート歌謡。B面は亜土ちゃん風バースデイソング。大変楽しく聴けます。ジャケも可愛いしね。 | |
篠 ヒロコ A「愛ってなあに」 B「愛の言葉を」 ★★ |
クラウン CW−923 |
篠ヒロコの第2弾。最近、目出度くCD化された。いずみたく作品。以後キングやビクターに移籍する。 | |
花 ひとえ A「女の伝説」 B「悲しい嘘を ★★ |
クラウン CW−1034 |
結構可愛い声をしてます。B面のビートポップスが良い。 | |
牧 美絵子 A「雨あがりの恋」 B「愛をおしえて」 ★★ |
コロムビア SAS−1380 |
島倉千代子の「愛のさざなみ」風のポップス演歌。市川昭介作品。 | |
ウミット・ヨードス A「星になりたい」 B「遠い渚」 ★★★ |
大映 D−14 |
のちのユミハビオカ。曽根幸明編曲。暗いサウンドだが、大映らしいビートサウンドが聴けるし、大映の重要ビートガールの一人。 | |
吉村 女恷q A「ゆび」 B「悲しい嘘」 ★★★ |
コロムビア SAS−875 |
ナイスジャケに似合わず、ムード歌謡風である。 寺山修司作曲の珍品。1966年発売の「逢う時はいつも」はよく見かけるが、それ以外は見かけにくい。相当の美人歌手で収集意欲も湧く。船村徹に師事。 | |
二宮 ゆき子 A「愛していてね」 B「こちらをむいて」 ★★ |
キング BS−994 |
二宮さんのお得意なお座敷マンボ歌謡。名曲が多し。 | |
金沢 景子 A「浮気な人ね」 B「ネオンそだち」 ★★ |
東芝 TP−2138 |
冒頭の若山弦蔵によるナレーションが素晴らしい。東芝和服美人ビートガール。 | |
藤川 昌子 A「東京流れ花」 B「わたしは泣かない」 ★★ |
ビクター SV−740 |
暗いムードたっぷりの藤川さん。のちにキューティーポップを歌うことになる以前の盤。 |