すきすき 歌謡曲<34>
浜 恵子 A「赤ちゃんは天使」 B「静かの海のテーマ」 ★★ |
ミノルフォン (ハーベスト) YAー17 |
ナイスジャケではあるが、中身は清楚なフォークソング。赤ちゃんをテーマにしたら、さすがにグルーヴは出来ないであろう。聞いていて安心する、安らぎ歌謡。 | |
セッちゃんとぼく
A「奇跡は B「悲しみの伝説」 ★★ |
ビクター SV−2010 |
A面はわずか17歳で亡くなった少女を題材にした曲で神妙に歌うべきなのに、何故かほんのりビート歌謡。その反面にB面は悲しみが止まらないソング。 | |
泉田 エミイ A「ストリート・サンバ」 B「キューピッヅ・ソング」 ★★ |
タクト TS−301 |
渡辺貞夫がブラジル生まれの泉田をスカウトし、作曲した本格派ボサノヴァ歌謡。B面はユキとヒデなども歌っている名曲。 | |
ケイ 石田 A「あなたが怖いの」 B「求めるものは」 ★★ |
東芝 TP−2265 |
両面共にブルース歌謡だが、内に秘めたるフェロモン色はレコードを手にした者を見下ろすような視線のジャケで解る。中村八大に師事。 | |
ザ・バーズ A「或る夜の出来事」 B「おしゃべりな指」 ★★ |
テイチク US-637-J |
人気盤。玉川高島屋が背景のジャケから窺えるは、当時のハイセンスさであろう。勿論、曲もかなりお洒落。 | |
立花 京子 A「わたしだけ愛して」 B「ふり向かないで ★★★ |
ポリドール SDR−1382 |
ポリドールの重要なビートガールで、GSバンドのアイドルスとの共演もしたが、曲は地味なものが多い。 | |
増田 多実 A「青春の傷み」 B「河のほとりで」 ★★★ |
テイチク US-665-J |
三保敬太郎作曲の傑作。何と言ったら良いか解らない独特の味わいがあるし、暗い感じの声が、どこかで聞き覚えがあるような・・。 | |
泉 アキ A「恋はハートで」 B「燃える年頃」 ★ |
クラウン PW−1 |
一人GSの超定番ソング。GSのレインジャーズをバックに従え、短いビート歌謡を熱唱。これがないと私のビートガール論は始まらない。♪恋はハートでハートで〜。 | |
倍賞 美津子 A「星屑の夜」 B「愛の湖」 ★★ |
クラウン CW−881 |
GS歌謡の典型的ソング。B面は特にハニーナイツのコーラスがフィーリングGOOD。 | |
ポーリン 小川 A「カラマーゾフの兄弟」 B「帰り道がなくても」 ★★ |
ビクター (RCA) JRT−1055 |
文芸大作シリーズ第一弾作品だそうだが、ビート色の混じった歌謡曲。B面は菅野光亮アレンジのほがらかソング。 | |
大西 睦美 A「夜明けの新宿」 B「不思議な夢」 ★★ |
ローヤル RQ−710 |
マイナーレーベルのカルトGS歌謡。不思議な感覚がする。世志凡太作品。 | |
三沢 あけみ
A「赤い夕陽に B「母恋横丁」 ★ |
ミノルフォン KA−266 |
A面がGS演歌。B面は普通の演歌。 | |
岸 ユキ A「青春山脈」 B「ラ・ムール」 ★★★ |
テイチク A−49 |
完全にサインはVモードですな。A面は60年代初頭が戻ってきたような青春歌謡。B面は意外にボサノバチック。 | |
安藤 孝子 A「京おんな」 B「指」 ★★★ |
クラウン CW−592 |
A面は大人の女性の色気爆発ムンムン歌謡。堪忍どっせ。B面はお洒落なジャズ歌謡。藤本義一作詞でTV「11PM」にも出演。 | |
深山 千里 藤村 有弘 A「ハレハレ小唄」 B「あなたが悪いの」 ★★ |
ポリドール SDR−1399 |
A面が珍曲。 「ひょっこりひょうたん島」のドンガバチョ役で有名な名俳優・藤村有弘の過剰な合の手がカルト度を増す。B面はそれほど色気もないのに、何故か放送禁止曲。 |